金玉(見ようによっては女性器だがどっちでもいい)

 

中園孔二の美術展「外縁―見てみたかった景色」。横須賀美術館は電車で一時間半、そこからバスで三十五分。横須賀駅で知らないおじさんに話しかけられた。俺が来る前に宮崎も話しかけられたと言った。おじさんは歩みが非常に遅かった。「あの美術館にいくんだったらこれを見たほうがいいですよ」と言われた作品は見なかった。忘れていたのを家についてから思い出した。

 

中園孔二の絵はすばらしく、見ているうちにみんな腕がとれているのに笑顔の絵とか、隠された笑顔とかみていたら、ひとりだけちんこ出てたり、金玉(見ようによっては女性器だがどっちでもいい)が出ていたり、おかしくなってきて、後半はゲラゲラ笑いながら見てた。

 

横須賀美術館の前には芝生の丘があり、丘の向こうには海がある。すぐ近くにリゾートホテルがある。太太としたヤシの木が海沿いの道路の何本も立っていた。帰りに寄った横須賀のクラフトビールは微妙に美味しくなくてでも店の感じは良かったから最後までそこで飲んだ。ドブロク・ビールで悪酔いしたのか、帰りの武蔵小杉駅のトイレで吐いた。電車のなかで吐かなくてよかった。