墓地沿いには墓地に合う家を建てること

 

二日酔いをウィダーinゼリーを飲み、なんとかごまかして墓参りに行った。祖母はこのあと一般公開されているスペイン大使館に行くと行った。友達からメールが来て「スペイン大使館よかったよ」といわれて「じゃあ、私もいってみるね」と返してしまったものだから、行かなければならないということだった。八十六にもなってそんな生き方をしていていいのか。

 

墓地沿いにヨーロッパ風のメルヘンな新しい家が建っていた。墓地に合っていないと一緒に墓参りにきた叔母さんと言い合った。両親は弟のサッカーを見にドイツに行っている。墓参りのあとにピザ屋によってピザを食べたら意外と食べられた。

 

祖母の自転車は右手のブレーキが錆びてまったく動かない。左手も強く握らないとかからない。パンクはこのあいだ修理してもらったという。パンクを直してもらっとときにブレーキも直せよ、と自転車屋に対して思った。「ブレーキも直しますか」と聞けば祖母も「はい」というだろう。それで修理代が追加でとれるんだから聞いておけばいいんだ。それとも修理というものは割に合わないものなのか。新しいのを売った方が楽で利益がありそうだし、ブレーキも直しますか、と店側から言わないのも自然か。